発言できるかな
子どもたちが発言できない理由には次の3つがある。 「話す内容がない」「話し方がわからない」「話したくない」 そこで、話す内容を個別指導やグループ学習などではっきりさせたり、話しやすい雰囲気を作り、話し方や話す意欲を高めるために子ども一人一人に自信を持たせる指導や援助をし、全体に対して話さなくてはならない雰囲気にする。そして、話したことの成果を賞賛する。 |
指 導 援 助
課題をつかんでいるか確かめる。
学習内容やつまづきの内容を的確に示す。
解決のための方法を示したり、ヒントを与える。
図や絵を使って分かりやすく状況を説明する。
友達の考えを参考にさせる。
ノートに記録を取らせる。
書いたことを話させる。
話がうまくできないときには補足をし、
話ができるように何度も言わせる。
友達に自分の考えを話させる。
友達から賞賛を受ける場を設ける。
できる限り多くの子どもの発言を取り上げる。
発言のよいところを見つけて紹介する。
お互いの発言のよさを認め合う場を設ける。 など
学級作りの初めの時期には不安な子どもが多い。その時期にこの指導を大事にすることが一緒に過ごす一年間、先生は私を大事にしてくれているという信頼を生むきっかけとなる。 |