反 省 会 

 反省会は次の活動につながる大切な会である。そして、この会は創造性や問題解決能力を鍛えるよいチャンスでもある。学級の文化を作り出すためにはこの機会をうまく生かすことである。(帰りの会・・・この点から考えると粗末にはできない)

 大事にすること
 

  事実を確かにすること
  (何があったか、その時自分はどうしたか)
  事実に対しての思いを語らせること
  (どんな思いをしたのか)

  相手を責めるのではなく、よりよい取り組みにするためにできることを考えさせること

  (次どうしたいのか、自分にできることはないか)

  評価をすること  
  (次への取り組みはよいか)
  (何がよくて、何がいけなかったのか)


    留意したいこと 

  一方的な価値の押し付けになっていないか
  よりよく生きたいという願いがあるのか、それとも自分の都合のよい解決にしようとしているのか
  力や人に頼っているのか、自分で解決しようとしているか
  みんなが納得できる解決の方向になっているのか


 

 子どもたちだけで反省会をした時には、話し合った内容を聞き判断の仕方や決定した内容について確認をする。
 その時、教師が納得できないものであっても否定することは、できるだけ避ける。上記に示した視点から見つめさせ、何がかけているのか、何が不十分なのかをはっきりさせ、自ら修正させる。
(一番大事なことは教師の思い通りの取り組みをさせることではなく、自分たちの考えには足りないところがあったと気づかせ、見つめ直させること)

                                      

 子どもは反省しても、忘れてしまうことが多い。決めたことが実行されるかどうか事実を見極めることが教師としての仕事。できたときにはその実行力を誉め、できないときにはそのいい加減さを叱責し、次に必ず実行できるように約束させる。それでもできないときには決めたことに無理があったと判断させ、決め直しをさせ、実行できるようにする(適度抵抗なら子どもは実行する。はじめに決めたことが決して実行させなければならないことではない。)


   

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