生きる力

 教育者ならだれでも口にする「生きる力」・・・一人の子どもを見つめたときにこそ,この言葉が生きてくる。  学校生活に留まらず,子どもの生き方そのものに関わる教育を常に意識しなければならないことを語っている言葉だということを忘れてはならない。

  全人的に子どもを育てる    
 目の前の子どもに何を補えばよいのか次の窓から見る。 

 基礎基本を身につけてほしい。

  個性を伸ばしてほしい。
 自ら伸びようとする生き方を持ってほしい。

 子どもの育ちが見える
見方や考え方,行動の仕方に現われる。

 聞くことができているか
  
進んで聞こうとしているのか否か
 見ることができているか
  
見る視点が明確か否か

 読むことができているか
   明らかにしようとしているか否か
 話すことができているか
   相手に伝えようとしているか否か
 書くことができているか
   分かりやすくしようとしているか否か
 やり方ができているか
   進んでやろうとしているか否か


子どもの個性が見える
何を基盤に自分の行動を決めているのか見抜く。
 相手を思いやっているからなのか。
 自分を生かしたいと考えているからのか。
 仲間とうまくやっていきたいと考えているからなのか。
 新しいものを生み出そうとしているからなのか。
 楽しくしたいと考えているからなのか。  など・・・
 ※見えない→教える。例を示す。考えさせる。振り返らせる。
 ※頼っている→つき放す。先を見つめさせる。振り返らせる。

 子どもは社会の中で育ち,生活していく。社会の中でこそ個性が発揮され,生かされる。わがままではなく,「社会に生きる自分」「社会の中で生かそうとする自分」を磨かなければならない。だから子ども任せの「放任」はない。
 教師が,手綱を持っていることが大事。教師の違いははその手綱の長さの違い。ここに教師の力量差が出る。子どもだけでなく教師自身が自分を磨き,手綱の長さを長くし,子どもの個性を十分生かせるようにしたい。

                        
                            

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