教 科
教科経営は,1日の生活の大半を占める。授業の充実が子どもの生活の充実につながる。わかる・できる授業を目指す。 目の前の子どもは,わかろうとしているのか,できるようになりたいと思っているのか,自ら求めている姿は学習姿勢に現われてくる。 もちろん,教科の内容を身に付けることが大事ではあるが,どのように身に付けるかを見極めなければいけない。自ら求めていれば,必ず学習に発展がある。その意味からも子どもをよく見なければならない。 |
授業のねらい
ねらいを子どもの具体的な姿でイメージすること
(わかった姿,できた姿は何か?)
ねらい達成までの道筋をイメージすること
ねらいにせまるためにつまずきに対する指導助言を
明確にすること
教科すべてに共通する学び
話の聞き方→(話し手を見て聞く,人が話しているときに話さないなど) 話の仕方→(聞き手をみて話す。聞こえる声の大きさで話すなど) 並び方→(前列は後列の子が見やすいように,見えなけければ立って, 笛や合図ですぐ集まって座る,列が動かなくなったら座るなど) グループやペアの作り方→(椅子の向きの変え方,丸くなって座る,向き 合ってなど) 活動の始まり方→(ベルがなったら,合図があったら,時間が来たらなど) 終わり方→(合図があったら,前に教師が立ったら,時間がきたらなど) 困ったときの対応の仕方→(手を上げて,声を出して,隣の子に) 準備の仕方→(道具の並べ方,筆記用具の数,いつ準備するのかなど) ノートの取り方→(与えられた時間の中で,メモとして,日付や書く内容など) 教室移動の仕方→(並んで移動,自由に移動,係の仕事など) |
問題を解決する学び方・・・・・・課題作り→見通しを持つ→解決活動→結果→考察 →新たな課題(まとめ) ものを創造する学び方・・・・・・課題作り→活動→交流→活動→交流・評価 身に付けるための学び方・・・・課題作り→活動→振り返り→活動→評価 質を高める学び方・・・・・・・・・・教科独自の「聞く」・「話す」・「見る」・「書く」を高める |
教えることと考えさせることをきちんと区別して教科の指導を行わないと、価値あるこを見逃し,力はつかない。個性化がもてはやされ,授業の個別化や少人数化は進むけれど,一斉授業の中でも個性的な学びはある。重要なことは教師が一人一人をどう見ているかである。決して授業の形態ではない。 |