めあて作り

 めあてを立てて生活することは,生活に勢いを作ることになる。自分らしさを作ることにもなり,生き方を見つめることにもなる。

子ども任せにしても決してめあてを立てる生活ができるようにはならない。

指導の順序立てをして子どもが自分でめあてを持って生活できるように手助けをしていくことが必要である。

  指導の内容と順序

1,めあてがわかる (例1,先生の話)

  (自分の暮らしの中にたくさんのめあてになる要素があることに気付く)

   「何がめあてになるのか?」

       暮らしを見つめる。もっとよくなりたいことを見つける。(学習,生活)

2,めあてを決める(例1,先生の話)

 (自分の暮らしの中にたくさんのめあてになる要素から自分で決める)  

 ・「何にするか?」

    自分が今挑戦したいこと,人から言われて何とかしたいこと,

  やってみたいこと,それを頑張るとよいと思うこと,今大事だと思うこと

 ・「いつ決めるか?」

    翌日の準備をする時,朝起きて点検をするとき,

  登校時,朝の会にみんなで話し合っている時,休み時間,授業の準備をしているとき

3,めあて達成のための方法を考える。(例1,先生の話)
 (決めためあてを達成させるための方法を決める)
   「めあて達成のためには,何をすればよいか?」                    

(めあて)  (方 法)
  たくさん発表をしたい 話す内容をはっきりさせる。
人の話をしっかり聞く
話すことに何度も挑戦する。など 
 ※1回の話にしないで,1週間ほどは,みんなでめあて達成のための方法を考える時間を作る。

4,めあてを忘れない(例1,先生の話)

   (忘れないための方法を考える)

    メモする。記録しておく。人に伝えておく。・・・・自分に合った取り組みを決める

5,実践する。

   (自分で決めた方法でめあて達成のための努力をする)

6,振り返る

   (決めた方法でめあてが達成できたかどうかを振り返る。)
 めあて達成ができなかったのは,どこに原因があるのかをはっきりさせる。

・めあてをわすれたからか?
・めあて達成の方法が不十分なのか?
・めあて達成の方法についての努力が不足してたのか?
・めあてが自分に合っていなかったからなのか?

7,めあてに挑戦する。

 (新しいめあてに向かう。確かな力にするために再度挑戦する。

できなかったら,やり方を変えて挑戦する。)

 

 

1つ1つを取り上げて子どもの成長を見届けることで成果があがる.


                   

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