友達に分かってもらいたい

自分の考えに自信が持てると、自分の考えを理解してほしいという願いが強くなる。

より分かりやすく、より相手に合わせて話をすることで分かってもらえることの喜びを感じることができる。

 話し合いはお互いの理解のし合いなんだという気持ちを伝えることで、話し手は「語る」となり、聞き手は「聴く」となる。


*相手に自分の考えが分かってもらえたか意識させる。
*相手にわかってもらうための話し方の工夫をさせる。
*相手に分かってもらった時にみんなで認め合う場を設ける。
*わかってもらう工夫を紹介し、教室に掲示し残す。
*分かってもらえたときや分かってもらえなかったときの気持ちを取り上げる。                 など

 自分を理解してもらいたい、相手の考えを理解したいという気持ちを育てるには、教師の取り上げる発言が重要である。学習内容を高める発言だけを取り上げていると、「いい発言をしないと認められない」という意識になる。かしこい子だけが認められる授業を目指すわけではない。生き方を学び合うのである。お互いを理解し合うためには、誰の発言でも、質とは無関係に平等に扱われることが重要である。どの発言に対しても「あなたの考えが知りたいんだよ。」という構えで対応することが子どもの心に響くことになる。

だから、取り上げる発言などという特別な発言はないのである。


            

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